【真岡】西沼の「サニーサイドファーム」でフルーツミニトマトが旬を迎え、赤く熟した実がハウス内を彩っている。
市はもともと大玉トマトの養液栽培が盛んな地域。同社代表の児矢野翔吾(こやのしょうご)さん(30)らは2019年からトマト栽培を始め、ミニトマトの需要が高まっていることに目を付けた。
現在6品種を手がけ、フルーツトマトは「ピンキースイート」など3品種。そのうち一つを「はにかみトマト」のブランド名で販売し、市のふるさと納税の返礼品としても人気を呼んでいる。
6月末まで、週に3トンほどを収穫する。県農業大賞で知事賞も受賞した児矢野さんは「日照量が増えてきた4月上旬から味がのってきた。皮の食感や甘さを楽しんでほしい」と話す。同社のホームページから購入でき、直売もしている。
(問)児矢野さん090・5517・8289。
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