2020年09月24日08時20分
【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州のニューサム知事は23日、州内の新規乗用車販売について、2035年からすべて電気自動車(EV)など排ガスを出さない車にするよう義務付ける行政命令に署名した。全米最大の市場である同州でガソリンエンジンの新車販売が禁じられることになり、日本勢を含む各自動車メーカーは対応を迫られそうだ。
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ニューサム知事は「気候変動と闘うために州が取ることができる最も影響力の大きいステップだ」と強調。州大気資源局に具体的な規制を策定するよう指示した。新車市場からガソリン車を排除することによって、温室効果ガスを35%以上削減することにつながるという。
行政命令は、中・大型の商用車についても、45年までに可能な限り排ガスを出さない車に切り替えることを求めた。ただ、住民がガソリン車を保有したり、中古市場でガソリン車を販売したりすることは禁じない。
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