もくじ
ー第4世代ハッチバック
ーより伝統的な、ミニらしいプロポーション
ーラインナップ拡大
第4世代ハッチバック
text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
2つの新しいSUVモデルの計画を明らかにしたミニが、第4世代ハッチバックの開発を行っていることがわかった。
ミニのトップであるバーン・ケルバーは、AUTOCARに対し、新しいハッチは現行モデルより少しコンパクトとなるものの、広いスペースを提供すると述べている。
また、まったく新しい室内体験を提供するだろうと付け加えた。
新しいミニのモデルは、ワン、クーパー、クーパーSモデルの形態で、2022年末に英国で発売される予定となっている。
パティキュレート・フィルター、自動エンジンシャットダウン、コースティング、回生ブレーキなどの燃費向上の機能を備えた、新開発の48Vマイルドハイブリッド・ガソリンユニットを含む、幅広いパワートレインで提供される。
またミニは、より効率的な電気モーターと、最新のバッテリー技術を備えた、第2世代の電動ハッチバックの追加を予定している。
150kWの急速充電に対応し、航続距離を延長するとしている。
より伝統的な、ミニらしいプロポーション
新しいハッチは、六角形グリル、丸いヘッドライト、「フローティング」ルーフなどの、伝統的な要素を引き継ぎつつ、ほかの最新モデルと同様の進化を遂げる。
ホイールベースは長く、フロントオーバーハングが短くなっており、少し傾斜したボンネットのデザインも採用されている。
フロントエンドは、フロントアクスルからバルクヘッドの長さを短縮し、Aピラーをさらに前方にシフトさせることにより「より伝統的な、ミニらしいプロポーション」を実現している。
パワートレインまわりのデザインは、BMWグループの創業100周年を記念して開発されたコンセプトカーと、類似していると言われている。
新しいハッチバックには、2001年にBMWの傘下となって以来、ミニの特徴となっていたレトロなインテリアデザインは採用されないようだ。
デジタルインターフェース、ボイスコントロールなどの新しい機能を備えた、よりモダンなキャビンとなると、関係者は述べている。
ミニ・デザインの責任者であるオリバー・ハイルマーは「主な課題に、インタラクションがあります」
「テクノロジーを全面に押し出しすぎないアプローチを目指しています」
「大きな機会となりますが、それに伴う課題も大きくなります」と述べている。
ハッチバックのインテリアは、大幅に変更されるが、中央に取り付けられた丸いインストゥルメントは保持される。
ラインナップ拡大
収益性の低いカブリオレは、将来が疑問視されていたが、2014年の発売以来、同社の予想を超えて、好調な販売を続ける5ドアハッチバックの後継モデルと共に、投入が計画されている。
現行モデルと同様、オックスフォードにある歴史あるカウリー工場と、オランダのボルンにあるVDLネッドカーの両工場で生産される。
クラブマンがSUVとなるという予測に反し、ミニは、クラブマンとカントリーマンの代替モデルで、そのラインナップを拡大すると言われている。
2つの新しいモデルは、BMWのFAARプラットフォームの第2世代バージョンを、48Vマイルドハイブリッドガソリンとディーゼル、またはガソリンと電気を組み合せたプラグインハイブリッドのいずれかと組み合わせる。
プラグインハイブリッドには、関係者が「エミッションフリーの航続距離を大幅に改善する」と表現する、新しいバッテリーセルテクノロジーが採用される。
画像 「ミニ」といえどもデザイン/色さまざま【バリエーション】 全65枚
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June 18, 2020 at 02:52PM
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【まったく新しい】ミニ第4世代 2022年末に英で発売 48Vマイルドハイブリッドも - ニュース - http://www.autocar.jp/
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