中国でシャドーバンキング(影の銀行)の重要な一角を担う信託業界が、同国金融システムに衝撃を与える恐れがある。3兆ドル(約320兆円)規模に膨らんだ同業界だが、新型コロナウイルス感染拡大の打撃で信託商品のデフォルト(債務不履行)が今年は倍増する可能性があるからだ。
今年償還を迎える信託商品は総額5兆4000億元(約82兆円)に上るが、リアリティ・ファイナンス・リサーチのシニアアナリスト、 シュウ・ジジュン氏(北京在勤)によると、そのうちの約300商品がデフォルトに陥る見通し。過去最高だった昨年の118商品の倍以上だ。
大きなリスクが迫っていることは先月、影の銀行として特に強気姿勢だった 安信信託投資が自社の救済計画に政府が関与しているのを明らかにしたことからも示唆された。同社救済は「システミックな金融リスク」の誘発を避けるためだという。
南京証券の楊浩アナリストは「信託商品の背後にいるのは、相対的に高リスクの借り手だ」と指摘。「コーポレートファイナンスで最も脆弱(ぜいじゃく)な部分であり、危機が発生した時に最初に傷む部分だ」と述べた。
原題:
Key Part of China’s Shadow Banking Faces Doubling of Defaults(抜粋)
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April 15, 2020 at 08:51AM
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中国シャドーバンキングの重要な一角、デフォルト倍増の恐れ - ブルームバーグ
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