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Saturday, February 17, 2024

10年ぶりのフルモデルチェンジで4代目に進化! 新型ミニ3ドアに登場した「ミニクーパーE」ってどんなクルマ? - au Webポータル

新型ミニ3ドアが世界初公開されてから5か月。新型「ミニクーパーE」の市販モデルの画像が公開されました。欧州の街を走る新型ミニクーパーEですが、どんなクルマに進化したのでしょうか。

新型ミニクーパーEってどんなクルマ?

 独BMWグループのMINI(ミニ)は2024年2月14日、新型「MINI 3door(ミニ3ドア)」の完全電動車(EV)「MINI Cooper E(ミニクーパーE)」の詳細を発表しました。

新型ミニ3ドアの電気自動車(EV)スタンダードグレード「ミニクーパーE」

新型ミニ3ドアの電気自動車(EV)スタンダードグレード「ミニクーパーE」

 ミニは、1959年にブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が開発、およそ40年もの間モデルチェンジすることなく製造されていたクラシックMini(ミニ)を起源としています。

 そのモデルをモチーフとして、BMWが2001年に発表した初代ミニが誕生。今回登場した新型ミニクーパー3ドアは、BMWミニとしては4代目となる新型モデルです。ただしBMWのリリースでは、クラシックミニを初代として「5代目」とされています。

 2023年9月に、ドイツ・ミュンヘンで開催されたIAAモビリティ2023で、第4世代となる新型ミニクーパー3ドアが世界初公開されました。

 その際に登場したのは、いずれも内燃機関(エンジン)を持たない電気自動車(BEV)新型「ミニクーパーE」と「ミニ・クーパーSE」で、2024年2月に入り、新たに2リッター直列4気筒ガソリンモデル「ミニクーパーS」および1.5リッターガソリン3気筒モデル「ミニクーパーC」が追加しています。

 新型ミニ3ドアのボディサイズは全長3858mm×全幅1756mm×全高1460mm、ホイールベースは2526mmというサイズで、全長は従来型3代目ミニ3ドアとほぼ同じ大きさの、Bセグメント・コンパクトハッチバックです。

 デザインは、短いオーバーハング、短いボンネットに長いホイールベースという、クラシックなスタイルをベースに、「カリスマ・シンプリシティ」というデザインテーマに基づき、先進テクノロジーとブランドの起源の基本原則を組み合わせています

 ヘッドライトはLED化されていますが、クラシック・ミニから続く丸目は健在です。またフロントグリルもクラシック・ミニからの伝統となる台形をイメージしています。ただしフロントグリルは、よく見ると従来型ミニの六角形から八角形に進化しているのがわかります。

 切り立ったAピラーで、フロントガラスは他のコンパクトカーと比べて直立しており、運転席に座るとミニ独自の視界を味わうことができます。これも初代から変わらない部分です。それにもかかわらず、新型ミニ・クーパー3ドアの空気抵抗係数(Cd値)は0.28と、コンパクトセグメントとしては傑出しているといいます。

「クラシックトリム」を持つ新型「ミニクーパーE」

 インテリアで目を引くのが、ダッシュボード中央にある丸形のディスプレイです。

新型ミニ3ドアの電気自動車(EV)スタンダードグレード「ミニクーパーE」のインテリア

新型ミニ3ドアの電気自動車(EV)スタンダードグレード「ミニクーパーE」のインテリア

 丸形メーターと同様、多彩な機能を備えたセンターアイコンがインテリアの特徴となっています。

 高品質なガラスエッジを採用した薄型タッチディスプレイの直径は240mm。その操作方法はスマートフォンと同じようにメニューからアクセスします。

 さまざまな機能を備えており、ナビゲーションやメディア、電話、エアコン設定などもここでタッチ操作が可能です。さらに「MINIオペレーションシステム9」という最新の機能を備えており、「ヘイ、ミニ!」と話せば音声操作でさまざまな機能をおこなうことができます。

 また伝統のトグルスイッチも継承。ダッシュボードの下に配置された新設計のトグルバーは、運転にもっとも重要な機能 (パーキングブレーキ、ギアセレクター、スタート/ストップキー、エクスペリエンスモードトグル、音量コントロール)に直接アクセスできるもので、使い勝手を向上しています。

 湾曲したダッシュボードには、初めてテキスタイルの表面が採用されています。暖かく快適な素材は、新型ミニ・クーパーのインテリアに新しく家庭的な心地よい雰囲気をもたらします。

※ ※ ※

 今回発表されたのは、新型ミニクーパーEの市販モデルの一般道での走行シーンです。ミニクーパーEは、新型ミニ3ドアのEVのなかでスタンダードなモデルとなります。

 スタンダードモデルとはいえ、184馬力・290Nmを発生するモーターを搭載、0−100km/h加速は7.3秒というパフォーマンスを備えています。

 またリチウムイオンバッテリー容量は40.7kWhで、WLTPモードでの航続距離は305kmを誇っています。

 トリムレベルは4つ用意されていますが、公開されたモデルは「クラシックトリム」で、サニーサイドイエローのボディカラーとコントラストのあるルーフ、そしてホワイトのミラーキャップが特徴的です。

 このトリムレベルでは、コックピットの表面が黒/青のツートンカラーのニット素材が用いられています。シートはドットの開いた千鳥格子柄のグレー、またはブラックから選べるといいます。

 MINIブランドの責任者、ステファニー・ブルスト氏は「新しい全電動のミニクーパーEにより、私たちは新しいミニファミリーへの優れたエントリーレベルのオプションを提供します。184馬力は、何の犠牲もなく、エキサイティングな機敏性とエキサイティングな加速を保証します」とコメントしています。

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