進化した4代目ミニ・クーパー3ドアに期待が高まる
2023年9月に世界初公開された4代目となる新型「ミニ・クーパー3ドア(MINI Cooper 3door)」が、まもなく日本で初披露される予定です。
新型ミニ・クーパー3ドアとはどんなクルマなのでしょうか。またどんなモデルが日本で登場する予定なのでしょうか。
ミニは、1959年にブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が開発、およそ40年もの間フルモデルチェンジすることなく製造されていたクラシックMini(ミニ)を起源としています。
そのモデルをモチーフとして、BMWが2001年に発表した初代MINI(ミニ)が誕生。そして2007年には2代目が登場しています。
現行型の3代目ミニ3ドアは、日本では2014年3月に発表されています。まもなく登場する新型ミニ・クーパー3ドアは、10年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
2023年11月に日本で発表された新型「ミニ・カントリーマン(MINI Countryman)」に次ぐ、次世代ミニとしては第2弾モデルになります。
ボディサイズは全長3860mm✕全幅1760mm✕全高1460mm(欧州仕様)で、従来型モデルと比較すると全幅と全高が30mmほど拡大されています。
外観は、丸目ヘッドライトやウエストラインの高いロングキャビンはひと目でミニとわかるものですが、造形をよりシンプルにしてメッキパーツを極力削減されたエクステリアは、新世代のミニを感じさせるものです。
ヘッドライトはLED化されていますが、クラシック・ミニから続く丸目は健在です。またフロントグリルもクラシック・ミニからの伝統となる台形をイメージしています。ただしフロントグリルは、よく見ると従来型ミニの六角形から、八角形に進化しているのがわかります。
切り立ったAピラーで、フロントガラスは他のコンパクトカーと比べて直立しており、運転席に座るとミニ独自の視界を味わうことができます。これも初代から変わらない部分です。それにもかかわらず、新型ミニ・クーパー3ドアの空気抵抗係数(Cd値)は0.28と、コンパクトセグメントとしては傑出しているといいます。
内装もシンプルな造りになり、ミニでは定番の円形センターメーターは今回も継承されましたが、従来の運転席前にあったスピードメーターは廃止されました。
クラシック・ミニで有名な「ミニマリストデザイン」を反映。アレック・イシゴニス卿がデザインした1959年登場のクラシック・ミニの内装、中央の丸形メーターとトグルバーの組み合わせは、新型ミニ・クーパーではこれらの要素がステアリングホイールと組み合わされ、最大限に純粋なデザインとなっています。すべてを必要最低限に絞り込んだ新しいインテリアは少数のコンポーネントで対応しています。
今回登場した新型ミニ・クーパ3ドアでは、センターメーターが9.4インチまで拡大されており、速度や水温の情報の集約や空調のコントロール、ナビなどの操作をタッチパネル方式でおこないます。
からの記事と詳細 ( まもなく日本で初披露!? 新型「ミニ・クーパー」は10年ぶりのフルモデルチェンジでどう進化? - VAGUE )
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