サイエンスアーティストの元気先生が、自身のYouTubeチャンネル『GENKI LABO』を更新。ミニ四駆は電池がなくなると走れなくなる→「ならば、家庭用コンセントにつなげば無限に走れるじゃないか!」……そんな夢のミニ四駆実験を披露しました。
元気先生は以前、「ミニ四駆を爆速にするぞ!」とミニ四駆に電池を100本つないだ魔改造車で予想通りに玉砕(関連記事)。今回もみんな大好きミニ四駆の魔改造「交流100Vの家庭用電源で無限に走れちゃうミニ四駆」に挑みます。では、実験系YouTubeチャンネル『PJラボ』PJさんと実験開始!
まずは車体とコースの改造から。
交流を直流に変換しつつ、コースへは電極とする2本のアルミテープを敷いて電気を流します。「ホントは銅テープがあればよかったんですけれどね」
車体には集電靴(ブラシ)を後付けします。ブラシをアルミテープに触れさせて集電する仕組みです。おぉぉ、これは昭和時代の人は懐かしい“スロットカー”だ! もっと身近なものにたとえると、“電車”と同じ仕組みですね。
PJさんいわく「ブラシの形の工夫が難しそうです。あとモーターは、ブラシを接触させる仕組みで抵抗が増えてしまうので、電流は少なくてもいいように電圧を上げたいです」とのこと。
「それじゃ用意しておいたミニ四駆用の強力なヤツ、“ハイパーダッシュモーター”や“レブチューン2モーター”は…?」
「残念ながらこれらは低電圧で電流が多く流れるようにチューンされたモーターなので、もうちょっと電圧が高いのがいいですね」(PJさん)
「可能性があるのはノーマルモーターか。それよりも電圧が高いのがあれば、より速くなる可能性が高いですね」
では試走。しゅぃぃん。「おぉぉー動いた! きたきたきたー」
電圧は10V。「なんかクサくないですか?」「モーターが焼けちゃいましたかね」
それでも一応ちゃんと動いたことで元気先生の興奮も爆上がり。それならば「100V、いや限界までいっくぞー!」 やっぱりやるのか…。
ぎゅぉぉぉん! 「うぉぉ、速ぇぇー。火花上げてるよ!」
スン。
「あ、すぐ逝っちゃった…」
「でも、改善の余地がありますよ。モーター次第ですね」(PJさん)
次回、科学/電気のプロ2人の再挑戦に期待です。皆さんはどうか生半可にマネはしないように…。
ファンからも「やっぱりこの手の実験はモーター次第なんよな」「ミニ四駆世代は堪らん」「100Vに耐えられるミニ四駆サイズのDCモーターはこの世に存在するんだろうか」などのコメントが多く寄せられていました。(カナブンさん)
動画はこちら↓
※画像はYouTubeチャンネル『GENKI LABO』より。
※本記事は「ねとらぼ交通課」から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責はすべて寄稿元に属します。掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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