認定NPO法人「ミニシティ・プラス」(横浜市都筑区)は8月12日と13日、横浜市役所アトリウムで、「こどものまち」をつくる社会体験プログラム「ミニヨコハマシティ」を開催している。
「ミニヨコハマシティ(ミニヨコ)」は、「大人口出し禁止」を原則とし、19歳以下の子どもたちが集まり、就労や政治、都市計画など社会の仕組みを遊びながら学ぶことができる仮想の横浜の「まち」をつくる活動。
ドイツのミュンヘン市で2年に1度行われる「ミニミュンヘン」がモデルで、同種の取り組みは全国各地に広がっている。
ミニヨコは、コロナで2年続けて中止となった。今年度、新しく運営市民を募集したところ、50人を超える応募があり、横浜市役所内での開催に向けてこども会議を重ねてきた。
会場内では、子どもたちが考案し運営する店や、銀行などの施設を設置。来場する子どもたちは街の中を好きに移動して楽しむことができる。ジョブセンターを通して仕事をして「ミニヨン」という独自の通貨を得て、買い物や税金を払ったりすることができる仕組み。
初日の12日には、横浜市職員と子どもたちのトークや、5人の小学生による「こども市長立候補者選挙演説会」や、投票も行われた。
ミニシティ・プラスは、子どもが主役のまちづくりを行っている非営利団体で、大人も子どもも「生まれてきたすべての人が社会の大切な一員であることを互いに認め合い、助け合ってこそ、よりよい社会がつくられる」ということを、楽しみながら学んでいくことを目指している。
これまでに、大さん橋や、都筑区の住宅展示場「ハウスクエア横浜」などでミニヨコのまちづくりを展開してきた。2008年にベルリンで行われた「第1回こどものまち世界会議」にも参加。2022年5月には、横浜市が優れた地域まちづくりなどを表彰する「横浜・人・まち・デザイン賞」を受賞している。
からの記事と詳細 ( 横浜市役所で「ミニヨコハマシティ」 市役所をこどものまちがジャック - ヨコハマ経済新聞 )
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