淡路島内唯一の映画館「洲本オリオン」(兵庫県洲本市)で17日、上映中の「ニワトリ☆フェニックス」に出演している井浦新さん、成田凌さんらが舞台あいさつを行った。2人は新型コロナウイルス禍で苦しむミニシアターの支援も行っており、映画館の魅力も語った。(山口博康)
作品は、自堕落な生活をしていた男2人が「幻の火の鳥」を求めて珍道中を繰り広げるロードムービー。南あわじ市出身で、米ニューヨーク在住の映像作家・高岡ヒロオさんが撮影監督を務めた縁で舞台あいさつが実現した。2人は、かなた狼監督とともに2度登場。ともに99席のチケットは完売で、館内は熱気に包まれた。
この映画について、かなた監督は、2020年、最初の緊急事態宣言が発令された後に井浦さん、成田さんと電話をして、「(観客やファンのみなさんから)普段、応援を受けて輝かせてもらっている。お返しをしよう」と話し合ったことが、制作のきっかけになったと語った。
来場者からの質問に答える時間もあり、成田さんは「うれしいな、この感じ。久々だな」とファンとの交流を楽しんだ。井浦さんは「体全部で映画にぶつかっていくような体験ができるのは、映画館しかない」と力を込めた。
2度目の舞台あいさつの途中には、サプライズで高岡さんのビデオメッセージが映し出され、「洲本オリオンで上映されてありがたい」などと感謝を伝えた。
洲本オリオンの野口仁代表は「島内に映画館があることを、再認識してもらえたはず。これからも色んな団体と協力して上映していきたい」と話した。
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