【NFLオフシーズンワークアウトプログラム】
オフシーズンの自主トレーニングプログラムは各チームが実施する9週間のプログラムで、労働協約第21条で定められているように3段階に分けて選手のトレーニング、指導、身体のコンディショニングを行うことを目的としている。
フェーズ1はミーティング、ストレングスとコンディショニング、フィジカルリハビリテーションのみに限定した活動で構成され、プログラムの最初の2週間を占める。
フェーズ2はフェーズ1後の3週間に渡るプログラムで構成されている。フィールドでのトレーニングには、個人またはグループでの指導やドリルに加え、「完璧なプレーのためのドリル」、オフェンス側の選手がオフェンス側の選手と、ディフェンス側の選手がディフェンス側の選手と向かい合うように並ぶドリルなどがあり、歩くようなペースで実施される。ライブコンタクトやチームオフェンス対チームディフェンスのドリルは禁止されている。
4週間で構成されるフェーズ3では、チームは合計10日間の組織的なチーム合同練習(OTA)を実施できる。OTAでは、7対7、9対7、11対11のドリルを行うことが可能だが、ライブコンタクトは禁止されている。また、チーム状況やコーチの希望に応じて、フェーズ3の期間中はさまざまなミニキャンプを開催することが認められている。
【OTAとミニキャンプの違い】
OTAは10日間のオフシーズンプログラムで、フィールド上での練習は少なく、対面でのミーティングや室内での指導を通じて、選手のレベルアップを図ることを目的としている。ミニキャンプは3日間の短いトレーニングで、フェーズ3の期間にも行われる。OTAもミニキャンプも、フィールド上でのトレーニングでは、ライブコンタクトが行われない。
【OTAは任意、ミニキャンプは一部参加義務あり】
OTAは完全に任意参加のトレーニングである。一方、ミニキャンプは参加条件が異なる。各チームは、フェーズ3の期間中に1回のみ参加必須のミニキャンプを開催することが認められている。
さらに、新任のヘッドコーチ(HC)は2022年NFLドラフト(現地4月28日から30日)の前に、クラブのオフシーズンワークアウトプログラムの3週目まで、かつ、フェーズ1の活動として指定された2週間のうち少なくとも1週目の後に、任意のベテラン選手と追加でミニキャンプを実施する権利がある。今年は8チームが自主的にベテランミニキャンプを開催予定だ。
各チームはまた、ドラフト後のルーキーミニキャンプを1回開催でき、これはドラフト後の最初の週末または2回目の週末のいずれかに実施される。各チームのドラフト後ルーキーミニキャンプの日程は、後日発表される予定だ。
【OTAおよびミニキャンプの開催時期】
各チームはOTAとミニキャンプの日程を異なる時期に設定することができるが、OTAは一般的に5月下旬から6月上旬に数日間にわたって開催される。
参加必須のミニキャンプを開催することを選択したすべてのチームは、チームによって具体的な日程は異なるものの、6月の最初の3週間以内にキャンプを開催する予定だ。任意参加のミニキャンプの日程も異なるが、4月28日の2022年NFLドラフト開始までの数週間以内に開催される。
各チームのオフシーズンワークアウトの日程: https://nfljapan.com/headlines/75428
からの記事と詳細 ( 2022年NFLトレーニング、ミニキャンプ情報:概要や開催時期など - NFL日本公式サイト )
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