ヒトのiPS細胞から、耳の奥の「内耳」のオルガノイド(ミニ臓器)を効率よく培養する方法を確立し、難聴の治療薬探しに活用できる可能性を示したと、東京慈恵会医科大などのグループが発表した。難聴の病態解明や、治療法の開発につながることが期待される。
難聴の多くを占める「感音性難聴」は内耳の障害が原因とされる。内耳にある「蝸牛(かぎゅう)」の神経細胞や、蝸牛の中の「有毛(ゆうもう)細胞」が傷ついたり失われたりすることによって起こる。一度傷つくと再生せず、根本的な治療法はない。
グループは、ヒトのiPS細…
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