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Monday, March 21, 2022

iPS細胞から内耳の「ミニ臓器」、難聴の治療法研究に活用も - 朝日新聞デジタル

  • アピタル

 ヒトのiPS細胞から、耳の奥の「内耳」のオルガノイド(ミニ臓器)を効率よく培養する方法を確立し、難聴の治療薬探しに活用できる可能性を示したと、東京慈恵会医科大などのグループが発表した。難聴の病態解明や、治療法の開発につながることが期待される。

 難聴の多くを占める「感音性難聴」は内耳の障害が原因とされる。内耳にある「蝸牛(かぎゅう)」の神経細胞や、蝸牛の中の「有毛(ゆうもう)細胞」が傷ついたり失われたりすることによって起こる。一度傷つくと再生せず、根本的な治療法はない。

 グループは、ヒトのiPS細…

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