ミニスカートやショートパンツなどの「ミニ丈」を楽しむ女性たちが、東京都内を している。コロナ禍を経て、にぎわいを取り戻した街角に明るく元気な雰囲気を添えている。(生活部 金来ひろみ)
ふくらはぎが隠れる程度の「ミモレ丈」や、くるぶしまでの「マキシ丈」など、丈の長いスカートの人気が続く一方で、最近、ミニスカートやショートパンツを愛用する若者が目立つ。足元を見ると、厚底靴が「お約束」のようだ。
厚底靴にミニスカートの組み合わせは、2000年前後に流行した「Y2Kファッション」と似ているが、今の若者たちは、その要素を取り入れつつ、自分らしさを足している。
東京・新宿で目を引いたのは、アニマル柄のショートパンツを着用した専門学校生(20)。流行しているシアー素材のハイソックスに厚底サンダルを合わせた。「クセのあるアイテムを取り入れるのが自分流」と笑った。
別の専門学校生(19)は、黒のショートパンツに、ピンク色をした立ち襟の中国風シャツを羽織った。「厚底のハイカットスニーカーでくるぶしを隠し、足をきれいに見せることを意識した」
韓国コスメやアイドルグッズの店が立ち並ぶ東京・新大久保では、大学生(19)が、頭から爪先まで、全身黒コーデでまとめていた。フェイクレザーのショートパンツとシアー素材のオーバーサイズシャツという、異素材の組み合わせにセンスが光る。
ノースリーブのニットにチノのミニスカートを合わせたのは都内の高校生(16)。活動的な印象だ。青みがかった髪色は大好きな韓国アイドルをまねたそう。
ミニ丈人気について、東京モード学園の教師、島田和美さん(リテールマーケティング)は、「Y2Kや平成レトロの流行も背景にあるが、健康的に肌を見せ、品良くまとめている点が令和風」と語る。
「景気がよいとミニスカートがはやる」という俗説もある。ミニ丈の流行、どこまで続くだろうか。
からの記事と詳細 ( 令和の「ミニ丈」は上品な肌見せ…「景気が良い」とミニがはやる? - 読売新聞オンライン )
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