MINIは1月31日、新型電動クロスオーバー、MINI『エースマン』のプロトタイプの写真を公開した。
MINIエースマンは、ハッチバックと『カントリーマン』の中間に位置する新型車だ。ボディサイズは、全長4075mm、全幅1754mm、全高1495mm。4つのドアと大きなテールゲートを備え、最大5名が乗車できる。MINIエースマンは、カントリーマンよりも小型のクロスオーバーを求める顧客に向けて、新たな選択肢になることを目指す。
MINIエースマンは、蓄電容量54.2kWhのバッテリーを搭載するEVだ。そのデザインは、ブランドの基本原則に沿っているという。最小限のボディサイズで最大限の室内空間、アジャイルな運転特性、効率性を実現している、と自負する。短いオーバーハングを備えた機能的なツーボックスデザインにより、限られた床面積で5名の乗員と荷物のための最大限の空間を生み出している。
MINIエースマンのプロトタイプは現在、極寒の北極圏でのテストを完了し、現在は砂漠での強い日差しと熱の中で最終テストを行っている。テストチームは、ダイナミクスや快適性だけでなく、EVとしての厳しい側面に焦点を当てている。とくに、気温50度の砂漠の砂塵の中で、エアコン、充電、バッテリーの冷却、駆動および制御装置のテストを徹底的に行っているという。
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