二〇二四年春の北陸新幹線県内延伸に向けて市民の機運を高めようと、芦原温泉駅が開業するあわら市は十三日、「開業二年前フェスタ」と題したイベントを市中央公民館で開催した。市内外の家族連れら二千五百人が来場し、二年後へと迫った新幹線開通への期待に胸を膨らませていた。
子ども向けコーナーの目玉は、駐車場に登場した六分の一スケールのミニ北陸新幹線。全長約十メートルのバッテリーカーに親子が代わる代わる乗車した。春の暖かな風を受けながら、手を振ったり笑顔を見せたりしていた。
新幹線について学べるクイズラリーや、駅員の制服を着て写真撮影ができるフォトコーナーもあった。県が制作した来県者を歓迎する「新幹線開業ウエルカムダンス」を子どもたちが踊るコーナーには、近くの園児ら十人ほどとその保護者が参加した。
坂井市丸岡町から訪れた杉田彩文ちゃん(3つ)は、ミニ北陸新幹線に乗り「楽しかった」と満面の笑み。母の芽衣さん(30)は「地元が長野なので、早く開通して気軽に帰省ができるようになればと思う。新幹線に乗って軽井沢やディズニーランドにも行ってみたい」と期待した。
(畑明日香)...
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