
ユーロドルは序盤の上げが一服しており、1.18ドル台前半での取引となっている。この日の米消費者物価指数(CPI)を受けてドル売りが強まり、ユーロドルは1.18ドル台半ばまで一時上昇した。その水準からの上値抵抗も根強くあるようで上値を拒んでいる。
一方、21日線が1.1790ドル付近に来ているが、1.18ドル水準が維持されている現状からは、リバウンド相場の雰囲気はまだ残っているようだ。テクニカル的には、この日上値を拒んだ1.18ドル台半ばの水準を突破できれば上値期待を加速させそうな雰囲気もある。
債務をGDPの60%未満に保つというマーストリヒト条約の財政規律を遵守しているEU加盟国はほとんどない。そのことを考えると、債務水準の引き上げを可能にするEU規則の微調整はユーロドルにとってプラスになる可能性があるとの声も聞かれる。ただし、財政規律変更には時間がかかり、少なくともドイツとフランスの選挙結果に依存するものとみられる。財政については現在、市場の関心度は薄いが、来年か再来年にはユーロドルの重要なテーマの1つになる可能性があるという。
EUR/USD 1.1827 EUR/JPY 129.71 EUR/GBP 0.8537
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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