◇馬産地ライター村本浩平の「馬産地インサイ道」 27日に新ひだか町・HBA北海道市場で開催されたセレクションセール2021(日高軽種馬農協主催)。落札総額、売却率、平均価格などで、従来の記録を更新するストロングセールとなった。 この活発なセリ市の背景には、オンラインを含めた購買登録者の増加があげられる。 この日、会場に足を運んだ購買登録者をもてなす意味で、重要な役割を果たしていたのが、会場内の昼食スペース近くに設置されたフードコーナーである。 出店しているのは、地元の新ひだか町内の飲食店や、ホテルのレストラン。日高の特産品であるツブ貝が炊き込まれたつぶめしや、ブランド和牛のみついし牛が、ご飯を覆い尽くしたステーキ丼は、あっという間にブースからなくなる人気ぶりだった。 今年のセレクションセールから、フードコーナーにキッチンカーを出店したのが、新ひだか町内でカフェを営む「BASE・S CAFE SHIN―HIDAKA」。競馬ファンであり、一口馬主にも出資しているという海野裕士代表は「馬産地にとっても重要なイベントでもあるセリ市に出店したいと思っていました。こうして地元の飲食店とともに、セリ市を盛り上げられるのはうれしいことですし、この機会を通してお店のことを知っていただいたオーナーや調教師だけでなく、地元の牧場の方にも、気軽に立ち寄っていただけたらうれしいですね」と話す。今後の日高軽種馬農協の主催する競走馬市場にも、キッチンカーを出店する予定だと話す海野代表。他の出店者とともに、日高のセリ市を味で盛り上げてくれそうだ。
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