鹿児島大農学部害虫学研究室の坂巻祥孝准教授(51)らの研究グループは29日、宮古島で新種のゴキブリを発見したと発表した。同グループは昨年11月、国内では35年ぶりとなる新種のゴキブリ2種を見つけたと明らかにしたばかり。
坂巻准教授によると、今回発見されたゴキブリは宮古島に生息。オスの全長が12・5~13ミリ、羽の付け根と中央部にあるオレンジ色が特徴だ。森林で朽ち木などを餌にしているという。「ベニエリルリゴキブリ」と名付けられた。
1990年代ごろから同島で見つかっていたが、同グループが行ったDNA解析で新種だと分かり、17日に日本動物分類学会が発行する学会誌「SPECIES DIVERSITY」に論文が掲載された。
坂巻准教授は「忌み嫌われるゴキブリだが、森林で(木などの)分解者として重要な役割を果たしている。関心を持ってもらうきっかけになれば」と話した。
からの記事と詳細 ( 新種ゴキブリ、森林で重要な役割「忌み嫌わないで」…沖縄・宮古島 - 読売新聞 )
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