プレスリリース配信元:アクサルタ コーティング システムズ合同会社
・消費者は優雅さと安定性を感じさせる高光沢仕上げの塗色を求める
アクサルタ社の「自動車色の消費者選好調査2021年版」は、4大自動車生産国(中国、ドイツ、メキシコ、米国)での車のオーナーの色や塗料の好みに関する知見を提供。
フィラデルフィア(米国) - 2021年5月、液体・粉体塗料の大手グローバルサプライヤーであるアクサルタ(ニューヨーク証券取引所略号:AXTA)は、消費者が購入する自動車を決定することと自動車のボディーカラーの関係を分析することを目的とした「自動車色の消費者選好調査2021年版(Automotive Color Preferences 2021 Consumer Survey)」を発表しました。この調査では、4大自動車生産国(中国、ドイツ、メキシコ、米国)の4,000人以上の参加者(25歳から60歳まで)の88%が、「購入する自動車を決める際の重要なポイントはボディーカラーだった」と回答しました。
アクサルタのモビリティコーティング部門グローバルカラーマネージャーのナンシー・ロックハートは、次のように説明しています。「色の心理的性質は、自動車の購入決定に強い影響を与える要因の1つです。車のボディーカラーは、車のオーナーの個性を反映していることが多いのです。今回の調査結果で興味深いのは、回答者が望む車のボディーカラーの特徴で圧倒的に多かったのが、優雅さ、安定性、積極性だったことです」。
今回の調査では、今後のトレンドとなりうるものを理解するため、消費者が求める車のボディーカラーを分析しました。消費者が好み、求める色はさまざまですが、個人の好みが国によって異なることがわかりました。
また、今回の調査では、塗装仕上げと塗装効果の好みも調べました。全ての調査対象市場(中国を除く)で高光沢仕上げが好まれていることが、はっきりと示されました。中国での好みは、高光沢仕上げとつや消し仕上げにほぼ二分されました(高光沢:48%、つや消し:52%)。塗装効果の場合は、塗装仕上げの場合と対照的に、国ごとに傾向が異なり、好ましい塗装効果として最も回答が多かったのは、米国と中国では「ソリッド効果」、ドイツでは「パール色」、メキシコでは「粒子の粗いメタリック色」と「パール色」となりました。
アクサルタ社は、全世界の自動車消費者のニーズに合わせてボディーカラーを設計しており、将来の車両モデルの予測の精度を高めるため、国や車種によって変化するボディーカラーの好みのダイナミクスを研究しています。「弊社のお客様のブランドのニーズと消費者の好みに合ったユニークで新しい色を開発することは、市場のトレンドを理解するための重要な要素です。消費者の心の中で、より大胆なボディーカラーが影響力を強めているという流れを観察できるのは、エキサイティングです。レッドとブルーを好む人々が明らかに増えています。そう遠くない将来に、鮮やかな効果を持つ色で塗装された車が路上を賑わすことになるかもしれません」とロックハートは話しています。
アクサルタ社は、過去68年間、自動車人気色調査報告書を毎年作成し、発表してきました。これは、自動車OEMメーカー向け販売量に基づいた調査報告書で、自動車業界に対して、路上を走行する車両の色の今後の動向を示す役割を果たしています。一方、アクサルタ社の「自動車色の消費者選好調査」は、同社のカラーに関するリーダーシップと専門知識に基づいて発展させたもので、ボディーカラーと塗装の妥当性に関する自動車消費者の斬新な視点と見解を示しています。
国別の調査結果
中国:
回答者の99%が自動車を購入する際にボディーカラーを重要視しています。好みの色はホワイト(29%)とブラック(26%)で、レッドが5位で、ブルーは6位。調査対象者の64%は、好みの色が見つからなければメーカーを変えると回答しました。また、回答者の93%は、購入する車の色を自分で決め、7%は決定を行う際に他者の支援を受けていました。
ドイツ:
調査対象者の83%は、車を購入する際にボディーカラーを重要視すると回答しました。車両の色については、回答者の63%が自分で決め、37%が家族と相談しながら決定しています。好みの色は、ブラックが32%で1位、ブルーが16%で2位となりました。ドイツの回答者は、ブラックが優雅さ、ブルーが安定性を表す色と考えています。この地域では、調査回答者の4分の1強(27%)がブラックの小型車を所有しています。
メキシコ:
回答者の90%が、車を購入する際にボディーカラーを重要視しています。22%がレッドを好みの色と回答しており、レッドは、男女ともに最も好まれる色になっています。メキシコでの調査では、10人中4人が、探している色が見つからなければメーカーを変えると回答しています。また、調査対象者の64%がセダン型の車を所有しています。メキシコの回答者は、レッドが優雅な性格を反映し、ブルーが積極性を表していると答えています。
米国:
回答者の79%は、車を購入する際にボディーカラーを重要視しており、全回答者の半数近く(46%)は、ボディーカラーが非常に重要または極めて重要だと考えています。調査対象者の82%が車の色は個人が決めるものだと答え、53%の世帯が2台以上の車を所有しています。全体的な傾向としてはブラックが多いですが、トラックのオーナーは、色鮮やかなブルー(第2位)とレッド(第3位)を選んでいます。米国の調査回答者は、心の中で、ブルーが積極性を反映し、レッドが冒険心を表していると考えています。
アクサルタ社の「自動車色の消費者選好調査2021年版」や国別の調査結果に関する詳しい情報は、https://www.axalta.comでご確認ください。
アクサルタコーティングシステムズ について
アクサルタは塗料に特化し、革新的、カラフルで、美しく持続可能なソリューションをお客様に提供する、世界をリードするグローバルカンパニーです。自動車OEM、商用車両、補修用アプリケーションから、電気モーター、ビル、パイプラインまで、私たちのコーティングは腐食防止、生産性の向上、コーティングした材料の長期品質保持に役立ちます。塗料業界で150年以上の歴史を持つアクサルタは、14,000人の従業員が世界130か国の10万人以上のお客様のために、最高のコーティング、アプリケーションシステムとテクノロジーを提供するために日々、尽力し続けています。詳しい情報は、https://www.axalta.com/jp と アクサルタコーティングシステムズ - YouTube をご覧ください。
からの記事と詳細 ( 「購入する自動車を決める際の重要なポイントはボディーカラー」という回答が88%を占める(アクサルタ社調査) - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/201180
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