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Friday, January 31, 2020

【41年の長寿は自動車世界の奇跡】クラシック・ミニ、なぜ今も人気? 背景に日本市場 - ニュース - http://www.autocar.jp/

もくじ

奇跡のロングライフカー
作りの良さと時代が長寿の鍵
ミニ復権を支えた日本市場

奇跡のロングライフカー

text:Takuo Yoshida(吉田拓生)
photo:Satoshi Kamimura(神村 聖)

自動車の生産期間は、近年ではほとんどの場合10年以内となっている。

コロコロと変わっていく流行にモデルの魅力がついて行かないし、10年もすれば機構的な進歩も著しいからだ。

1959年製造の初期型のクラシック・ミニと、その設計を行ったサー・アレック・イシゴニス。天才エンジニアと呼ばれた彼の才覚なくして、41年間ものロングライフカーは誕生しなかった。
1959年製造の初期型のクラシック・ミニと、その設計を行ったサー・アレック・イシゴニス。天才エンジニアと呼ばれた彼の才覚なくして、41年間ものロングライフカーは誕生しなかった。

しかも衝突安全性の向上や排気ガスなどの環境性能も厳しさを増しているし、完全自動運転に近づくほど増えるセンサー類のインストールなど、クルマをプラットフォームごと作り変えないと対応できない事案が少なくない、ということも関係している。

だから長寿のクルマ、つまり同じモデルが長い間創り続けられるというのはそれ自体が奇跡に近い。

1959年に生産が開始され、2000年まで作り続けられたクラシック・ミニの41年という生涯は、例外中の例外。

例えばポルシェ911だってリアエンジンという不文律の下で、定期的にフルモデルチェンジされた結果としての長寿なのだから。

とはいえクラシック・ミニも、全く同じボディのまま作り続けられたわけではない。着々と改良が施された結果、ほぼ同じスタイルながら、マーク1から10まで10種類が存在するのだ。

今回スポットを当てるローバー・ミニは、80年代後半から生産終了まで作られた、マーク6以降のモデルとなる。

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February 01, 2020 at 03:53AM
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