
テレワークが続くと、業務でわからないことや悩み事などがあっても周囲に気軽に聞くことができない。こうした状態が放置されれば、モチベーションの低下につながり、場合によっては退職してしまいかねない。今回はリモート・マネジメントにおけるミーティングで気を付けるべきことについて解説する。(メンタルチャージISC研究所代表取締役 岡本文宏) 【この記事の画像を見る】 ● テレワークにおいて 対話が重要な理由 以前のように皆が同じ職場に出社して、机を並べて仕事をしていれば、業務の合間の雑談で、ちょっとした悩みや問題について、上司や先輩に質問、相談することは、それほどハードルが高いことではありません。 一方、テレワークの場合、コミュニケーションの多くはテレビ電話システムやチャットで行うので、どうしても用件のみの伝達になりがちです。そうなると、悩みや問題を気軽に相談できないので、ストレスを抱えてしまいます。 それが続くと、仕事に対する意欲低下にもつながります。そのような状況になっていたとしても、部下からSOSを出すケースは稀です。そのまま上司が部下の状況に気付けずに放置していると退職してしまうケースもあるので要注意です。 テレワークをしている部下は、孤独感、寂しさ、不安などネガティブな感情を抱きやすくなります。1人で悩み、ストレスを抱え込まないために必要なのが、定期的に上司と対話する機会を持つことです。 ここで、あえて会話ではなく「対話」という言葉を使ったのには理由があります。会話とは複数の人で行う日常のコミュニケーション全般のことを指し、何気なくする雑談も含まれます。一方、対話とは、1対1で心も体もお互いに相手に向き合い、目的をもって交わすコミュニケーションのことです。そして、上司と部下がテレワークで行うべきは対話、具体的に言えば個別ミーティングであるべきなのです。
テレワークで働く部下の体調、メンタル面を含めた状態を把握するために、リモートで行う個別ミーティングの実施は必須です。その場では部下が自分の悩みや抱えている問題を自由に話せる場にすることが大切です。コミュニケーションを取る機会を増やすことで、モチベーションの低下や離職を未然に防げるようになります。 テレビ会議システムを活用して、個別ミーティングを行う際は、相手が話しやすい環境を作ることが大切です。細かなことではありますが、モニターに映る上司自身の画像について、ほんの少し気を付けるだけで話しやすさが増します。 一番のポイントはカメラの位置です。ノートパソコンを使っている場合は、カメラのレンズが顔よりも下になる場合が多いでしょう。そうすると、モニターには上から見下ろしているように映るので威圧感を憶えます。カメラの位置は、台などを利用して目の高さに合わせて設置しましょう。 個別ミーティングは、手が空いたら、暇になったら、時間ができたらやろうと思ってもできません。なぜなら、お互いに手が空くことも、暇になることも、時間が余ることもまずないからです。 1カ月以上前から予め、誰といつ行うのかスケジュールを立てておき、テレビ会議システムでミーティングスケジュールをセッティングしておきます。その予定は余程のことがない限り、上書きはしないことをルールとしておきましょう。 個別ミーティングは、単に部下とコミュニケーションを取る場ではなく、業務の進捗、心身の状態、考えている事、悩みなどを把握するため、また、こちらの考えていることを正しく伝える場でもあります。本来は簡単に上書きされてしまうような優先順位の低い業務ではありません。マネジメントをしていくうえで欠かすことができない大切な仕事であることをお互いに理解しておきましょう。
からの記事と詳細 ( テレワークでは上司と部下の「個別ミーティング」が重要な理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース )
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