大阪ニュース
2020年5月24日
これまで休館してきた大阪市内の映画のミニシアターが22日から、順次オープンしている。テアトル梅田、シネ・リーブル梅田(北区)、シネマート心斎橋(中央区)、第七芸術劇場(淀川区)がそれぞれ上映を始め、6月1日からはシネ・ヌーヴォ(西区)も再開する運び。何よりも「感染予防を守って」と劇場側は3密を避ける工夫に力を入れ、入場者の協力を仰いでいる。
シネ・ヌーヴォの劇場内で若尾文子(映画ポスター)が待っている=大阪市西区 |
新型コロナウイルス感染拡大を阻止する緊急事態宣言で、4月9日から休館していたシネ・ヌーヴォは「これまでとても心細かったですが、Save our local cinemas(関西劇場応援Tシャツ)運動やミニシアターエイド基金などの支援を得て励まされました」と山崎紀子支配人。
「まだまだコロナウイルスとの付き合いは続くと思うので、劇場全体で感染予防をしながら、映画の上映をスタートさせたいです」と力を込める。
劇場内の消毒、殺菌をはじめ換気も新たに空気清浄機を2台用意した。映画は6月1日から「フレディ・M・ムーラー特集」「こおろぎ」などの上映からスタートし、13日から延期になっていた「若尾文子映画祭」が始まり、中国の人権問題を扱ったドキュメンタリー「馬三家からの手紙」などがスクリーンにかけられる。
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May 24, 2020 at 09:17AM
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