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Monday, April 27, 2020

新型コロナ ミニシアター守る シネマ支配人、国に緊急支援要請 是枝監督らとプロジェクト立ち上げ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 「大きな災いにアリのように踏み潰されてしまう小さき者を忘れてほしくない」。大分市の映画館「シネマ5」の支配人、田井肇さん(64)は、新型コロナウイルスの感染拡大によるミニシアターの消滅に危機感を募らせている。全国のミニシアターなどで構成する一般社団法人「コミュニティシネマセンター」(東京都)の代表理事も務める田井さんは、映画監督や俳優らと立ち上げたプロジェクトで経済支援を求める署名活動を展開した。【辻本知大】

【図解でわかる!新型コロナ】

 「映画界はハリウッド映画など一部のメジャー作品の大ヒットで成り立っていてミニシアターの規模はとても小さい」。そう話す田井さんによると、全国の映画の興行収入のうちミニシアターが占める割合は数%。一方で年間上映作品数ではミニシアターが全体の8割近くを占める約1000本と、裾野の広い映画界を支えている。

 その映画界を新型コロナウイルスが直撃した。全国どこも客入りの落ち込みは著しく、シネマ5では1回の上映の観客数が平均5人以下になった。客が1人も入らない時もあり、緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大した直後の4月18日から休館を決めた。

 「このままではミニシアターを未来に残せない」。政府に損失補塡(ほてん)などの緊急支援を求める運動「#Save The Cinema『ミニシアターを救え!』プロジェクト」の呼びかけ人として、映画監督の是枝裕和さんや、女優の安藤サクラさんらと名を連ねた。6日~14日に約6万7000人の署名を集めて15日、国に提出した。

 想像を超える数の署名が集まったことに、田井さんは「私たちがこれから生きる社会にミニシアターが必要だと思われていると改めて感じた」と言う。ミニシアターは是枝監督の初期の作品がそうだったように、大規模映画館では上映されない国内外の秀作を扱う。

 田井さんは「ミニシアターは映画でマイノリティー(社会的少数者)の姿を伝え、表現の多様性、社会や文化の豊かさを与えてくれる。今のようにマイノリティーが見過ごされがちな時代に難解でも時間をかけて理解が深まる映画の価値は高い。ミニシアターを守りたい」と話した。

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