県庁で５日に開かれた県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議で内堀雅雄知事は「今後、急激に患者が増えることが危惧される非常に重要な局面」と述べ、予防策の徹底や自らが感染源とならないような行動、感染者らへの差別・偏見をしないよう訴える知事メッセージを発信した。
県内では３月３１日～今月５日までの間に新たに１４人の感染が確認され、二次感染や三次感染のほか、感染源が不明な事例もある。予防策ではせきエチケットや手洗いに加え、「密閉」「密集」「密接」を避けるよう強調した。東京都など感染拡大地域からの転入者らには「少しでも症状があれば、速やかに帰国者・接触者相談センターに連絡してほしい」とした。差別や偏見については「原発事故による風評に苦しめられている県民だからこそ、差別や偏見をしないよう切に願う」と訴えた。
また、会議では内堀知事が、感染を確認した中核市以外の自治体に対するサポートが重要だとして「緊急的対応を求められることも多いため、県としてどういった支援ができるか、検討を進めてほしい」と指示した。
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April 06, 2020 at 07:48AM
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内堀知事「非常に重要な局面」 新型コロナ拡大、予防策徹底を - 福島民友
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