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ミニシアターを再開させる田辺和寛代表（左）と京田憲明専務＝富山市総曲輪で |
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「希望と熱意メラメラ」
二〇一六年に休館した富山市総曲輪のミニシアター「フォルツァ総曲輪」が「ほとり座」として四月に再開する。中心市街地に再びミニシアターをオープンさせることに、新運営者となるＥＶＥＲＴ（エヴァート）の田辺和寛代表は「希望と熱意にメラメラしている」と意気込む。（柘原由紀）
フォルツァ総曲輪は〇七年に開館。九年半にわたってシネコンでは見られないドキュメンタリーやアート系作品、地元出身監督の作品を上映していたが、来館者の減少や施設の老朽化を理由に休館し、市民からは復活を望む声が多かった。
上映を担うのは同市中央通り商店街でシネマカフェ「ほとり座」を運営するＥＶＥＲＴ。フォルツァ総曲輪の休館後にオープンした現ほとり座は、二十席ほどの店内で独自に選定した単館系作品を上映し、他劇場ともコラボして年間一万人を動員している。
会見を行った田辺代表は「民間経営の単館系ミニシアターだからこそできる地域や人との近い距離感を重視しながら、街の一役を買えれば良いなと強く思う」と語り、施設を管理する富山市民プラザの京田憲明専務は「実績のある民間の方にやっていただくのが一番良いと考えた」と話した。
シネマホールは現在、設備工事中で、百七十六席あった座席を九十二席に減らしてゆったりとした造りにし、音響も新しくする。三月中旬に完成し、四月十八日に毎日の営業を開始予定。新ほとり座の運営に伴い、シネマカフェのほとり座は一年以内に閉じる。新ほとり座では最終的には一日に四、五本の上映を目指す。
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March 02, 2020 at 03:10AM
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富山にミニシアター復活 フォルツァ改修し来月開館 - 中日新聞
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