先日、折りたたみキーボードと一体化したミニPC「玲瓏」が発表されてちょっとした話題になったのだが、今度はそれを覆す(?)ようなコンセプトの7型ディスプレイ付きミニPC「Miniproca」が、クラウドファンディングのKickstarterに登場した。製品を入手するのに必要な出資額は699ドルからで、出荷は10月を予定している。
本製品は上部に外向きのタッチ対応の7型ディスプレイを搭載しており、さらに手前にヒンジが装着されているため、自分に向くよう角度調節(最大90度)できる。つまりミニPC+ヒンジ付きディスプレイというややユニークなフォームファクタだ。
キーボード一体PCと言えど別途ディスプレイが必要なのでそれ単体では何もできないが、Miniprocaならタッチディスプレイが付いているので一通りの操作はできるというワケだ。もっとも、バッテリは内蔵されていないので駆動できる場所は限られるし、「単に小型化した一体型PCだろ」と言われればそれまでなのだが……。
CPUはRyzen 9 6900HX。メモリは8GB～32GB、ストレージは512GB～2TBとなっている。ベイパーチャンバーと最大4,000rpmのファンによる冷却の採用が謳われている。インターフェイスはUSB Type-C×2、USB 3.1×2、USB 2.0×2、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、2.5Gigabit Ethernet×2、音声入出力などを備える。
本体サイズは175×137×55mm、重量は855g。電源は120WのACアダプタ。
からの記事と詳細 ( キーボード付きPCがどうかしたか？7型ディスプレイ付きミニPC爆誕 - PC Watch )
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