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Saturday, March 2, 2024

10年ぶりのフルモデルチェンジで4代目に進化! 新型「ミニ・クーパー」は初のEVに加えガソリン車も同時に発表 - au Webポータル

人気のコンパクトカー「ミニ・クーパー3ドア」がフルモデルチェンジ、日本で発売されました。BMW製としては4代目となる新型ミニ3ドアですが、どのように進化したのでしょうか。

ガソリンモデルの「ミニ・クーパーC」が396万円から

 ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2024年3月1日、新型「MINI Cooper 3 Door(ミニ・クーパー3ドア)」の販売を開始しました。

 同日、東京都江東区にあるBMW東京ベイにて発表会が開催されました。

日本上陸した新型「ミニ・クーパー3ドア」

日本上陸した新型「ミニ・クーパー3ドア」

 MINI(ミニ)は英国のプレミアムブランドで、2002年よりBMWグループにて開発、生産、販売が行われているブランドです。

 新型ミニ・クーパー3ドアは、従来のミニ3ドアの新型モデルとなります。今回登場した新型モデルで4世代目のモデルとなり、およそ10年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

 2023年11月に日本で発表された新型「ミニ・カントリーマン(MINI Countryman)」に次ぐ、次世代ミニとしては第2弾モデルになります。

 新型ミニ・クーパー3ドアは、ミニの量産モデルとして初となる、電気自動車(EV)を2グレード用意。さらにガソリンエンジン搭載車も2グレード用意するなど、幅広いニーズに応えるラインナップとなっています。

 ボディサイズは全長3875mm(ミニ・クーパーE/SEは3860mm)×全幅1745mm×全高1455mm(ミニ・クーパーE/SEは1460mm)、ホイールベースは2495mm(ミニ・クーパーE/SEは2525mm)となり、従来モデルと比較すると全幅と全高が30mmほど拡大されています。

 ガソリンエンジン搭載車は、「ミニ・クーパーC 3ドア」および「ミニ・クーパーS 3ドア」の2種類。ミニ・クーパーCは115kW(156馬力)・230Nmを発生する1.5リッター直列3気筒ターボエンジン、ミニ・クーパーSは150kW(204馬力)・300Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載します。

 電気自動車の「ミニ・クーパーE 3ドア」は135kW(184馬力)・290Nmを発生するモーター、「ミニ・クーパーSE 3ドア」は160kW(218馬力)・330Nmを発生するモーターを搭載。リチウムイオンバッテリー容量はミニ・クーパーEが40.7kWhで一充電走行距離は305km、ミニ・クーパーSEは54.2kWhの容量で一充電走行距離が402kmとなっています。

 消費税込みの車両価格は以下のとおりです。

・ミニ・クーパーC 3ドア:396万円
・ミニ・クーパーS 3ドア:465万円
・ミニ・クーパーE 3ドア:463万円
・ミニ・クーパーSE 3ドア:531万円

 なお、2024年度のEV補助金は準備中のため、あくまでも2023年の事例をベースにした話ということですが、東京都江東区でミニ・クーパーE/SEを購入した場合、最大で140万円(国:85万円、東京都:45万円、江東区:10万円)の補助金が受けられるといいます。

進化した新型ミニ・クーパーはなぜ“ミニらしく”見える!?

 新型ミニ・クーパー3ドアの外観デザインは、丸目ヘッドライトやウエストラインの高いロングキャビンはひと目でミニとわかるものですが、造形をよりシンプルにしてメッキパーツを極力削減されたエクステリアは、新世代のミニを感じさせるものです。

 ヘッドライトはLED化されていますが、クラシック・ミニから続く丸目は健在です。またフロントグリルもクラシック・ミニからの伝統となる台形をイメージしています。ただしフロントグリルは、よく見ると従来型ミニの六角形から、八角形に進化しているのがわかります。

 切り立ったAピラーで、フロントガラスは他のコンパクトカーと比べて直立しており、運転席に座るとミニ独自の視界を味わうことができます。これも初代から変わらない部分です。それにもかかわらず、新型ミニ・クーパー3ドアの空気抵抗係数(Cd値)は0.28と、コンパクトセグメントとしては傑出しているといいます。

新型「ミニ・クーパーS 3ドア」のインテリア

新型「ミニ・クーパーS 3ドア」のインテリア

 インテリアデザインもシンプルな造りになり、ミニでは定番の円形センターメーターは今回も継承されましたが、従来の運転席前にあったスピードメーターは廃止されました。

 クラシック・ミニで有名な「ミニマリストデザイン」を反映。アレック・イシゴニス卿がデザインした1959年登場のクラシック・ミニの内装、中央の丸形メーターとトグルバーの組み合わせは、新型ミニ・クーパーではこれらの要素がステアリングホイールと組み合わされ、最大限に純粋なデザインとなっています。すべてを必要最低限​​に絞り込んだ新しいインテリアは少数のコンポーネントで対応しています。

 円形センターディスプレイは直径240mm。高感度タッチ機能を装備し、スマートフォンを操作するような直感的な操作が可能です。
 
 音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスも可能。「Hey MINI(ヘイ!ミニ)と呼びかけるだけでインテリジェント・パーソナルアシスタントが起動し、ナビや電話、ラジオ、空調管理など主要な機能を操作できます。

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