ヤンマーホールディングス(HD)は、直列弾性アクチュエーター(SEA)を搭載した3トン級ミニショベルのプロトタイプを国土技術政策総合研究所(茨城県つくば市)で初公開した。アームの関節部分に大型のSEAシステムを実装し、遠隔操作でも繊細な力制御が可能になる。従来は建設現場で必要だった補助員の作業を機械化することで、建設現場の省人化や安全性の向上に貢献する。
今回の機種を使えば、操作者と補助者で計3人必要だったU字ブロックの敷設作業を操作者1人で対応可能になるという。アームの先端を取り替えれば掘削だけでなく、天井や壁の貼り付け作業にも活用できる。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同開発したSEAシステムは、電動モーターと減速機、バネを用いた新機構。大きな衝撃をバネで吸収しつつ、加わった力を計測することで、モーターの出力を制御できる。
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