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Monday, November 14, 2022

千代田区ホームページ - ウクライナ&日本 文化交流ミニコンサート 区立和泉小学校で音楽による心の交流(令和4年11月14日配信) - chiyoda.lg.jp

このページは、上記日付によるプレスリリース(報道機関への情報提供)を掲載したものです。現在の事業等をお知らせする内容とは限りませんので、ご注意ください。

写真:文化交流ミニコンサートの様子 1枚目

写真:文化交流ミニコンサートの様子 2枚目

千代田区立和泉小学校(神田和泉町1番地/校長:村田 悦子(むらた えつこ))で、「ウクライナ&日本 文化交流ミニコンサート」と題して、全校の児童がウクライナと日本の民謡を鑑賞する授業が、令和4年11月7日(月曜日)に開催されました。

和泉小学校にはウクライナから2名の転入児童がおり、4月から本校の児童として一緒に生活を送ってきました。言葉や生活習慣の違いに戸惑いながらも、友達にも支えられながら、日々の学習に取り組んでいます。

このコンサートは、弦楽合奏の演奏を楽しむとともに、両国の民謡を鑑賞することを通じて、音楽による心の交流をねらいとして、アルエム弦楽合奏団をお招きし、実施されました。

アルエム弦楽合奏団は、作曲家の堀越 隆一さんとヴァイオリニストの堀越 みちこさんが、子どもたちに音楽を通して人の役に立つことの喜びを知ってほしいという願いから設立した合奏団で、音楽を学ぶ子どもたちや学生、アマチュア音楽家の合奏・アンサンブル技術のスキルアップを支援しています。これまでに老人ホームや病院などでの訪問コンサートやディズニーミュージック・フェスティバルへの参加など数多くの演奏活動を展開しています。

指導をしている堀越 隆一さんのウクライナとの出会いは、2008年にウクライナのキーウで開催されたキーウ音楽祭(XIX International Festival “Kyiv Music Fest”)に招待され自作の「石の年代記写本」のウクライナ初演をされたことがきっかけでした。

今回のコンサートで演奏されたウクライナ民謡の楽譜を探すのは難しく、声楽家で日本・ロシア音楽家協会副会長の岸本 力さんのご尽力を得て入手したものを堀越さん自らが弦楽合奏に編曲したものです。

このコンサートは、音楽を通じた社会貢献活動を展開しているアルエム弦楽合奏団の活動を知った村田 悦子校長のウクライナと日本の音楽の交流を目的としたコンサートを開催したいとの考えに堀越 みちこさんが賛同し実現したしたものです。堀越さんも和泉小にウクライナの子どもが転入しているのを知って、ぜひ、ウクライナの子どもたちに音楽をプレゼントしたいとの思いがありました。

当日は、モーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークなどの弦楽合奏曲、ウクライナ民謡は「小さなグミの木」、「広きドニエブルの嵐」の二曲、日本民謡は神奈川民謡「いかとり唄」「ずいずいずっころばし」、「かごめかごめ」などのわらべ歌のメドレーが演奏され、最後にアルエム弦楽合奏団の伴奏で和泉小学校の児童による「パプリカ」の合唱で締めくくられました。

演奏を聴いた児童は「ウクライナや日本の音楽を通して、お互いの国を知ることができるんだなと思いました。」、「はじめて聞く民謡などの音楽に触れて、また、たくさんの音が合わさっているのを聞いて、とても心地よくなりました。」と感想を述べていました。

村田校長は、「本校には、4月からふたりのウクライナの子どもたちが在籍している。毎日、元気に登校し、学校生活に馴染んできているが、言語の壁は思ったよりも厚い。今日は、たとえ言葉が通じなくても、一緒に聴くことで心が通じ合う音楽の力で、両国の子どもたちの心のつながりが一層深まったら嬉しい。」と話していました。

お問い合わせ

子ども部指導課
電話番号:03-5211-4286

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