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Saturday, October 22, 2022

【メガドライブミニ2タイトルレビュー】「パーティークイズMEGA Q 2022」 - GAME Watch

 「パーティークイズMEGA Q 2022」は1993年に発売されたメガドライブ用ソフト、「パーティークイズMEGA Q」の問題を2022年版へと全面刷新した、メガドライブミニ2のオリジナル作品。プレーヤーはテレビのクイズ番組の出場者となり、4択方式の問題に解答して優勝を目指すクイズゲーム。別売りのHUBと追加のコントローラーを用意すれば、最大5人まで同時に対戦プレイが可能となる。

 本作の一番の魅力は、基本ルールやゲームモードは元祖メガドライブ版そのままに、問題を最新版にすべて作り直したことで、誰もが予備知識ゼロのイーブンな状態で遊べるところにある。生活、スポーツ、芸術・文学、歴史など多彩なジャンルから出題され、出題形式によってはコンマ数秒単位のスピードで得点や回答権を競う、白熱の早押しクイズが楽しめる。

 ゲームモードも前作と同じで、「予選」「本番」「特番」の3種類のクイズ番組に出演できる「TVだ! MEGA Q」と、1問ごとにジャンル選択をする「えらんで! MEGA Q」の2種類がある。「TVだ! MEGA Q」モードに登場するCPUキャラは、「予選」が最も弱く「特番」が最も強い。1人プレイで「特番」で優勝するのは、クイズマニアを自称するプレーヤーでもかなりの歯ごたえがあることだろう。

 刷新された問題には、前作と同様に1つだけ「こんなの正解なワケないだろ!」と、思わずツッコミたくなる「おバカ選択肢」が含まれているのも要注目ポイントだ。「おバカ選択肢」には、ただ読むだけでも爆笑必至のネタが盛りだくさんで、もしうっかり選んで誤答すると笑い声が流れる演出もあるので、とりわけ対戦プレイ時は大いに盛り上がることだろう。

 また「特番」で優勝すると、正解した数に応じて架空の賞品(※賞品リストも前作からリニューアルされている)がもらえるタイムアタッククイズが遊べたり、クイズ番組の合い間には自社のCMが入ったりするなど、クスッと笑ってしまう演出の数々も実に楽しい。収録されたすべての問題が出題されるまで、そして開発者入魂(?)のネタが詰まった「おバカ選択肢」をすべて読み終えるまで、本作を通じて雑学クイズをとことん楽しみたい。

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