現場は片側3車線の交差点。道交法は片側3車線以上でミニバイクの2段階右折を義務付け、本来は2段階右折が必要な道路になる。だが、県警の手続きに不備があったとみられ、交通違反が成立せず、「誤摘発」になった。現在は2段階右折しないと違反になる。
交通違反は、警察が規制の種別や場所などを公安委員会に上申し、公安委の決定を経ることなどで取り締まりが可能になる。
同交差点で2019年に摘発された男性によると、反則金6000円を納付。5年の免許更新が3年になった。今年8月、県警から「公安委の決定がなされておらず、違反は成立しない」と連絡があった。反則金、免許更新時の講習代の返金手続きが行われたという。
県警は「誤摘発」した件数の割り出しを進めているとみられ、交通規制課は「調査結果がまとまり次第発表する。現時点で個別の事案については回答を控える」としている。
県警は昨年、奄美市と鹿屋市で公安委の決定と一致しない道路標識設置に伴い、誤摘発があったと公表。同様の事案がないか調べており、今回のケースも一連の調査で発覚したとみられる。
からの記事と詳細 ( ミニバイク2段階右折で警察が「誤摘発」 鹿児島市の交差点 手続き不備で違反成立せず | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
https://ift.tt/Zwd4bJG
No comments:
Post a Comment