ミニねぷた 機内に登場／ＪＡＬ by 陸奥新報 - 陸奥新報

　日本航空（ＪＡＬ）の青森－羽田線の機内で、今年の弘前ねぷたまつりの会期中（８月１～７日）、リンゴの剪定（せんてい）枝で作った和紙を用いたペーパークラフトのミニねぷたが展示される。
　弘前市出身のＪＡＬふるさとアンバサダー葛西恵理さん（３８）と、同市でリンゴと桜の剪定枝を使った和紙作りに取り組む「りんご／さくら和紙研究会」のコラボレーション企画。葛西さんが「剪定枝を有効活用する取り組みと弘前ねぷた３００年祭を全国へＰＲしたい」と発案した。
　ペーパークラフトは、新型コロナウイルス禍で弘前ねぷたまつりが中止となった２０２０年、市民がねぷたと触れ合う機会をつくろうと弘前観光コンベンション協会が制作・無料配布した版を活用。絵師は丸山晴也さん、鏡絵は「三国志・祝融夫人蜀軍と勇戦の図」で、会期中の往復４２便を対象に、高さ１２センチのミニチュアを機内入り口横のカウンターに設置する。
【写真説明】ＪＡＬの航空機内に展示される、リンゴの剪定枝で作った和紙を用いたペーパークラフトのねぷた

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