BMW MINIは、MINI Cooper SE Convertible(ミニ・クーパーSE・コンバーチブル)で最大限のオープンエアのドライビングフィールと排気ガスを出さない電動化モビリティを初めて融合させた。この車両は、米国で開催される「MINI takes the States」で世界初公開される予定だ。
ミニは、EVモデルのクーパーSEを初めてコンバーチブルとして発表する。これは量産車ではなく、EVのプレミアムブランドを目指すプロジェクトの序章として、将来的にミニ本来のクラシックなスポーティ・コンバーチブルを電動化するユニークなモデルとなっている。オープン4シーターとして小型車セグメントで完全な電気ドライブトレインを搭載した世界で唯一のプレミアムコンバーチブルとなる。
このユニークなモデルは、ミニ クーパーS・コンバーチブルのボディをベースにしている。全長3,863mm、ホイールベース2,495mm、全幅1,727mm、全高1,415mmという寸法は、EVコンバーチブルも共通である。ラゲッジルームの積載量も160Lで変更はない。ソフトトップのルーフはもちろん電動式で、開閉時の静粛性に優れており、18秒以内に開閉することができる。時速30km以内の低速走行時なら、ボタン一つでにソフトトップを作動させることができ、オープン、クローズ、サンルーフの3種類の設定が可能となっている。
ミニ クーパーSEと同様に184psの電気モーターは、ゴーカートフィーリングを特徴とする俊敏なハンドリングを電動モビリティの世界にもたらし、静止状態から7.7秒で100km/hまで加速する。WLTPテスト・サイクルで定められた航続距離は230kmで、都市環境だけでなく、市街地を超えたオープン・エアでの走行も可能だ。駆動技術はBMWグループから提供されたもので、3ドアのミニクーパーSEと同じ駆動コンポーネントを使用している。小型電気モーターによる極めて調和のとれたアクスル荷重配分により、俊敏でコントロールしやすいハンドリングを実現している。
ミニはこのワンオフモデルで、ブランドの特長ともいえるオープンエアのドライビングの楽しさを知るファンを増やすと同時に、持続可能かつ透明で分かりやすい形で、世界の自動車市場に新たなセグメントを提供し、電撃的な変化をもたらそうとしている。ミニブランドの電動モビリティへの移行は、ミニクーパーSEで既に成功を収めている。ドイツ本国では、ほぼ3台目のミニが既に電動化されており、これまで以上に愛されるミニを目指して開発が進められている。
ミニ クーパーSE・コンバーチブルは、米国で開催される伝統的なコミュニティ・イベント「MINI Takes the States」で初公開予定。
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