コロナ禍で苦境に陥った名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」の奮闘を追ったドキュメンタリー映画「シネマスコーレを解剖する。コロナなんかぶっ飛ばせ」(菅原竜太監督)が、東京・新宿のK’s cinemaで公開されている。映画文化存続のためミニシアターが果たす役割を考えさせられる内容だ。
地元のメ〜テレ(名古屋テレビ放送)制作。一九八三年の開館から一日も休まなかった同館が、二〇二〇年の一回目の緊急事態宣言で休業に追い込まれる中、地方の映画文化を守ろうとする名物支配人の木全(きまた)純治(73)らの姿をとらえた。奥田瑛二ら親交のある俳優、監督も出演している。
木全は「二年間生き延びてきた生の姿を通じて、『ミニシアターは決して終わらない』というメッセージが込められている。映画館で働く人たちの個性的な一面やスリリングな展開も含めて楽しんでほしい」と観賞を呼びかけている。 (藤原哲也)
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