CHUWIは、Ryzenを採用したミニPC「RZBOX」および「LarkBox X」のCPUを強化したバージョンを近日中に発売すると予告した。このうちRZBOXの価格は699ドルと決定している。
RZBOXは2021年10月にクラウドファンディング開始したミニPCで、当初はRyzen 9 4900Hを採用していたが、新バージョンではRyzen 7 5800Hに強化される。8コア/16スレッド、動作クロックは3.2~4.4GHzとなっており、シングルコア/マルチコア性能が約15%向上するという。
そのほかメモリ16GB、ストレージ512GBなどを搭載。Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1などを備える。冷却システムにブラシレスモーターファンを採用し、静音性を実現したという。本体サイズは188×177.5×61.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1,350g。
LarkBox Xは2022年3月に発売されたばかりのモデルだが、早くもCPUがRyzen 7 3700UからRyzen 7 3750Hとなる。TDPが15Wから20Wに増加したことにより性能が向上。また、Wi-FiモジュールはIntel製のAC7265からAMD製のRZ608 Wi-Fi 6に変更し、通信速度は1.2Gbpsに高まる。
メモリは8GB、ストレージは256GB SSD。インターフェイスはUSB 3.0×4、Gigabit Ethernet、USB Type-C、HDMI 2.0出力、DisplayPort、音声入出力などを備える。本体サイズは127×127×49mm(幅×奥行き×高さ)、重量は460g。
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