レタスやミニトマトといった野菜を育てながら、プログラミングの基礎を学べる教材を、自動車部品をつくるマルヤス工業(名古屋市)が開発した。栽培に最適な環境を整えるため、LEDライトの照射や換気の時間を「変数」として調整する。量産化をめざし、小学校で試験導入を始めた。
開発した教材は、土を使わずに、液体肥料で野菜を育てる。半密閉の空間で、太陽光の代わりのLEDや、換気のためのファン、水分中に酸素を供給するためのポンプを備える。
簡単な論理式で条件設定
専用ソフトを搭載したパソコンとつなぎ、こうしたLEDやファンなどの稼働時間を設定できる。ここで使うのが、小学校のプログラミングの授業で使われているような、簡単な論理式だ。稼働時間を入力し、調整する。専門言語を覚える必要はないが、基礎となる論理構造を学べる。開発を担う第二開発部の澤村晶寛さん(47)は、「野菜が良く成長する条件を考えながら、プログラミングも手軽に学べる」と説明する。
レタスや水菜、パクチーなど…
からの記事と詳細 ( ミニトマト栽培で学ぶプログラミング 自動車部品メーカーが教材開発 - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/oq0tifU
No comments:
Post a Comment