初代LibrettoでミニノートPCを開拓した東芝が、性能を強化したモデルとして投入したのが「Libretto 100」。
このワイド液晶搭載モデルが発売されたのが、1998年の今日です。
初代の主なスペックは、486DX4(75Hz)相当のCPU、8MB メモリー、6.1インチ液晶(640×480ドット)、PCカードスロット×1、270MB HDDといったもの。B6サイズで重量は約840gという、当時としては信じられないほどの小ささと軽さを備えたWindows 95マシンでした。
その後、世代を重ねるごとに性能が向上していますが、大きく変わったのがLibretto 100です。
液晶は時代を先取りし、7.1インチ(800×480ドット)とワイド化。CPUもMMX Pentium(166MHz)へと高速化したほか、32MB メモリー、2.1GB HDD、CardBus対応PCカードスロット×2など、それ以外の部分も大幅に強化されました。ちなみにサイズはB6ファイルサイズに大型化し、重量も約950gと増加していますが、それでもまだ小型軽量なミニノートPCでした。
エンガジェットで2019年に開催されたdynabook30周年記念イベントでもLibrettoは展示されていたようですが、どうやらSSシリーズ以前のモデルはLibretto 20のみで、残念ながらLibretto 100はなかったようです。
東芝のノート事業を引き継いだDynabookは、現在シャープ傘下になり、10.1~16.5インチの製品を幅広くラインナップしています。ただし、今のところミニノートPCはありません。今後、Librettoの名を継ぐモデルの登場に期待したいところです(あと、シャープのMURAMASAも)。
3月5日のおもなできごと
1998年、東芝が「Libretto 100」を発売
2001年、カシオ計算機が「CASSIOPEIA FIVA」(MPC-205/206)を発売
2009年、ウィルコムが「どこでもWi-Fi」を発売
2010年、オリンパスが「PEN Lite E-PL1」を発売
2015年、ソニーが音楽向けmicroSDXC「SR-64HXA」を発売
2015年、UQコミュニケーションズが「UQ Speed Wi-Fi NEXT WX01」を発売
Source: 東芝
からの記事と詳細 ( 1998年3月5日、ワイド画面化されたミニノートPC「Libretto 100」が発売されました:今日は何の日? - Engadget日本版 )
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