コンパクトなプロポーション
2023年に発売が予定されているミニの次世代3ドア・ハッチバックの姿が初めて明らかになった。このハッチバックは、2030年代初頭までに、新しいセグメントへの参入、生産プロセスの見直し、完全な電動化など、ミニの改革の先陣を切るものだ。 【写真】次世代ミニ3ドア【現行ラインナップと写真で比較】 (128枚) 引き続き英国のオックスフォード工場で生産され、ミニは同工場を「ミニ・ブランドの本拠地」として今後も存続させていく。 公開された車両には厳重なカモフラージュが施されているが、2000年にBMWから再出発して以来、その魅力の核となってきたコンパクトなプロポーションを維持していることは明らかだ。 しかし、ライトのデザインが刷新されていることから、ビジュアルは大きく変わるだろう。 このモデルには、これまで通り、内燃機関とEVの両パワートレインが用意される。ミニによれば、「高効率のガソリンエンジンとディーゼルエンジン」を搭載したモデルは、EVへの移行の準備ができていない「地域」に引き続き投入されるとのこと。 まだ確定していないが、5ドアのバリエーションも登場するようだ。新型3ドアは、全く新しいインテリアデザインを採用し、新技術を用いてパーソナライズの選択肢を広げる予定だ。 詳細は未定だが、ミニはインストゥルメントパネルの表面を「顧客の要求に合わせて調整できるキャンバス」のようにして、キャビンを自由にデザインできるようにすると述べている。
中国では新モデル製造も
新型の3ドアは、中国で開発される2台のコンパクトカーとともに登場する。そのうちの1台は「マイナー」で、もう1台はカントリーマン(クロスオーバー)の下に位置する小型SUVになると予想されている。 この2台の新型車は、長城汽車との合弁事業として、中国東部で製造される。2027年までに世界販売台数の50%をEVにするという目標に向けたモデルだが、内燃機関を搭載したモデルも発売される。ミニは2025年に最後の内燃機関モデルを発売する予定だ。 そのほかにも、持続可能性を重視したコンセプトカー「アーバノート」が形を変えて市販化される可能性が高い。ミニは、「プレミアム・コンパクト・セグメント向けの新しいコンセプト」を開発中であり、そのコンセプトはアーバノートと同じように、室内空間、快適性、柔軟性を重視したものになると述べている。 高性能モデルであるジョン・クーパー・ワークス(JCW)でも、電動化が計画されている。ミニは、ホットなEVモデルを「集中的に」開発していると言う。
フェリックス・ペイジ(執筆) 林汰久也(翻訳)
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