アストロズのユリエスキ・グリエル一塁手が9回に逆転の適時打を放って、今季レギュラーシーズンの成績をア・リーグトップの打率3割1分9厘に。自身初の首位打者に輝き、喜びを示した。MLB公式サイトが伝えている。

グリエルはこの日の先発から外れたものの、9回表に交代で守備に入るとその裏に迎えたチャンスで結果を出し、左翼への安打でチームに勝利を呼び込んだ。

これにより、ホセ・アルトゥーベ内野手(2014年、16年、17年)に続き、アストロズで2人目の首位打者となったグリエル。タイトル獲得を「大変なことであり、難しいことだと誰もが知っていると思う。だから重要な意味がある」と喜び、「実は、今日は打つ準備をしていなくて、素振りすらしていなかった。でも打席に入る時には、安打を記録して勝ってやろうと意識を切り替えたよ」と振り返った。

かつてDeNAで4カ月ほど過ごした際にも打率3割5厘、11本塁打と活躍したグリエル。37歳での首位打者はバリー・ボンズ、トニー・グウィンらに続く史上6番目の年長記録となった。