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Monday, September 27, 2021

アフガン前政権任命の国連大使、一般討論演説を見送り「重要な国々と相談して決めた」 - 読売新聞オンライン

 【ニューヨーク=寺口亮一】アフガニスタンのグラム・イサクザイ国連大使は、27日に予定していた国連総会の一般討論演説を見送った。アフガンの国連代表部はツイッターで「(国連での)代表権を守るため、重要な国々と相談した上で決めた」と説明した。

 イサクザイ氏は、イスラム主義勢力タリバンが倒した前政権に任命された。タリバンは新たな国連大使を任命し、暫定政権のアミールハーン・ムタキ外相に演説させるよう求めていた。

 国連総会は今後開く信任状委員会の議論を踏まえ、どちらがアフガンの代表かを決める。それまではイサクザイ氏が職務を続けることができる。

 タリバンと近いパキスタンは、イサクザイ氏について「何を代表しているのか」と批判している。国連外交筋は、「イサクザイ氏は批判が強まらないよう、演説しないほうが得策と判断したのではないか」との見方を示した。

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