
韓国の研究チームが実験用のミニ脳を新生児の脳と同じレベルに作り上げることに成功した。 ■世界で最も革新的な国は韓国…米国11位、日本は? 基礎科学研究院(IBS)ナノ医学研究チームのチョ・スンウ研究員(延世大学生命工学科教授)は今年5月、国際学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に「実際の人間の脳とよく似た環境を実現し、ミニ脳を作り上げることに成功した」と発表した。
オルガノイドとは幹細胞を臓器に類似した立体構造に培養したもので、ミニ臓器とも呼ばれている。従来の脳のオルガノイドは胎児レベルだった。幹細胞の培養に使用される支持体が脳のタンパク質成分とは異なり、脳の発達に必要な環境を実現できなかったためだ。またオルガノイドが大きくなるほど中心部まで酸素や栄養分を供給することが難しく、細胞が死んでしまうという問題もあった。 研究チームはナノ技術によってこれらの限界を克服した。まず細胞を除去した脳のタンパク質を支持体として活用した。その後、脳の環境に近いゼリー形状のハイドロジェルを開発しこれに注入した。脳の発達に必要な環境を作り、培養液の流れを細かく調整することで酸素と培養液を中心部にまで効果的に供給したのだ。その結果、大脳皮質を構成する神経組織が発達し、脳のしわが大量に生成された。さらに神経細胞、星状膠細胞、ミクログリア細胞など様々な脳細胞が従来のやり方よりも多く発現した。 今回の脳オルガノイドは平均で従来よりも2倍大きい4-5ミリ近くに成長し、神経機能も増進した。研究チームは培養条件によって最大8ミリまで大きくなることを確認した。チョ・スンウ研究員は「従来に比べて非常に大きく発達した人造脳を作り上げた」「難病の脳疾患のメカニズム解明と治療薬の開発に効果的な体外実験のモデルとして活用できるだろう」とコメントした。
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