フルテック「Flux-50 NCF(G)Filter 」の注目すべき特徴(Text by鈴木 裕)
■再生音そのものと言える電源のエネルギーを制御せずノイズを除去
オーディオにとって、「電源」は再生音そのものと言っていいくらいの重要な要素だ。結論から言うと、フルテックの「Flux-50 NCF(G) Filter 」はノイズを除去するだけでなく、しっかりとした良質な電源を供給。完成度の高いオーディオアクセサリーだと感じた。
まず「Flux-50 NCF(G)Filter 」の概要。フィルター内蔵型給電ユニット、という言い方がされている。電源ケーブルとコンポーネント、電源ケーブルと電源タップの間に挿入する形で使うオーディオアクセサリーだ。
重要なのは、その作動原理である。ノイズをリジェクトするフィルターは、インレットコネクターと一体化されている。フィルター回路は直列コイルとコンデンサーにより構成され、「100kHzで約8dB、500kHzで約14dBのノイズ成分を減衰」させている。大事なポイントは「極太コイルによる低損失フィルターにより、ノイズ除去効果を高めながらもエネルギーの制御を持たないメリット」を持っている点だ。
直列にフィルターを入れると、音が詰まるとかエネルギー感が減少する製品もあるが、その点フルテックのこの製品は、さすがにきちんと開発されている。そして「スイッチングノイズ等高周波の除去に大きな効果を発揮」する。
また、その基本的な作動原理だけでなく、フィルター内部にはエポキシ材を充填。筐体はアルミ合金削り出しで、内部には電磁波吸収材GC303が採用され、外側はカーボンファイバー仕上げ。さらにケーブルクランプ部に制振金属を使うなど、制振や電磁波対策も相当に入念だ。またIECコネクターには、静電気対策に有効な特殊素材「NCF」を調合した端子を採用。ちなみに今回の限定モデルでは、電極には純銅の厚肉金メッキが採用されている。そして、実は電源のクオリティにとって大きな影響を与えるケーブル部。ここは短いながらも再生音への影響度がかなり大きいのだが、使っているのは同社のα-OCC導体で、マイナス196℃の超低温処理&特殊電磁界処理がされている。その銅線の「0.127mm×7」を62本撚ってあるもの。これをホット、コールド、アースと、3本使用している。
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