クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースはこの春にグリーンベイ・パッカーズの自主参加のワークアウトを欠席してきた。最初の参加必須のセッションは来週にスタートする。
チーム組織に対するロジャースの不満が話題になる中、ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーは現地2日(水)に、ロジャースから話を聞いたか、また、ロジャースがミニキャンプに参加する見込みかという質問を受けた。パッカーズのミニキャンプは8日(火)にグリーンベイで開始される。
「その状況について新しい情報はない。分からない。火曜日に分かるだろう」とラフルアーHCは返答している。
50万ドル(約5,500万円)のワークアウトボーナスがあるロジャースだが、このオフシーズンにはワークアウトとOTAを欠席してきた。来週に3日間の日程で実施される参加必須のミニキャンプを欠席した場合、9万3,000ドル(約1,000万円)の罰金が科される。とは言え、これはロジャースにとって痛い損失ではないだろう。
ロジャースの不満が報じられて以来、チームは将来の殿堂入りQBに別れを告げるプランはないと一貫して主張してきた。彼らの行動がその意見を裏付けしている。
一つの例が、タイトエンド(TE)ロバート・トニアンの契約だ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じたところによれば、パッカーズには珍しい動きとして、トニアンとの再契約においてチームはサラリーキャップへの対処として制限付きフリーエージェントのテンダーである338万4,000ドル(約3億7,000万円)のほとんどをボーナスとして扱い、4年の無効年を加えて今年のキャップ上で190万ドル(約2億1,000万円)を節約したという。キャップに対し、パッカーズは先週までに440万ドル(約4億8,000万円)のスペースを空けている。
キャップに圧迫されるパッカーズがロジャースをトレードする――1,600万ドル(約17億5,000万円)がクリアになる――と考えているとしたら、こういった動きは必要なかったはずだ。キャップスペースを空けるために少しずつピースを動かしている様子は、チームがMVPをトレードする計画がないことを示す新たな証拠と言えよう。
このパッカーズの粘り強さに直面してもなお、ロジャースがミニキャンプをスキップするかはまた別の問題だ。その答えについては1週間もかからずに目にすることができる。
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からの記事と詳細 ( パッカーズはQBロジャースのトレードを想定せず、ミニキャンプの参加は「分からない」 - NFL日本公式サイト )
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