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Tuesday, June 22, 2021

ソフトバンクG孫氏、自社株買い「常に重要な選択肢」-質問に反論も - ブルームバーグ

ソフトバンクグループの孫正義社長は23日の定時株主総会で、新たな自社株買い実施の可能性について「常に重要な選択肢として考えている」と述べ、財務状況などを勘案しながら適切に判断するとの考えを示した。

  ソフトバンクGは昨年3月以降、総額2兆5000億円に及ぶ自社株買いを実施し、今年5月に終了。株価はこの間、一時3000円を割り込む安値圏から大きく反発し、1万円の大台を回復する場面があった。一方、5月以降は下落傾向となっており、今週21日には一時7461円と年初来安値を更新した。

  この日の総会では、株主から次の自社株買いの実施時期や自社株買い以外の株価押し上げ策を尋ねる質問が相次いだ。孫社長は「自社株買いは株主還元の一つだが、それでしか株価を上げられないというのは大概にしろと言いたい」と反論。1株当たり時価純資産(NAV)が強調され過ぎているとの指摘に対しては、「NAV以外に適切な指標があるのか」と不満を漏らした。

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株主総会での孫社長

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