◇田上町の後藤さん育成
ジャガイモを育てたらミニトマトが実った?−。金沢市田上町の能面師後藤祐自さん(65)と妻百代さん(64)が育てる株に、そんな不思議な現象が見つかった。26日朝、ジャガイモの水やりで自宅近くの畑を訪れた百代さんが、地上に伸びた茎にミニトマトそっくりの実がなっているのを見つけてびっくり。親指の腹ほどの大きさで、黄緑色の7個がたわわになっていた。
農林水産省や、ポテトチップスなどを製造販売する「カルビー」のホームページによると、正体はジャガイモの実。ジャガイモはトマトと同じナス科で、品種にもよるが、地上の茎に実がなることもあるという。普段口にするジャガイモは、地下の茎部分に当たる。
10年ほど育てて初めての体験に、百代さんは「何か良いことがあるといいな」と話す。未熟なジャガイモの実は毒があるため、食べられない。後藤さんは残念がりつつ「土の下にしっかりしたジャガイモがあることを期待したい」と語った。(高橋雪花)
関連キーワード
からの記事と詳細 ( ジャガイモ株に… ミニトマト? 黄緑色の7個 たわわに - 中日新聞 )
https://ift.tt/3xRCr0C
No comments:
Post a Comment