北海道は5日、札幌市で新型コロナウイルスの感染が急拡大する事態を受けて感染症対策本部会議を開き、同市を対象に「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請することを正式に決めた。同日中にも要請する。
道は既に同市内の飲食店などに午後9時までの時短営業を求めているが、措置が適用されると午後8時までとなる。ただ、適用までに時間がかかる可能性もあり、6日から営業は午後8時まで、酒の提供は午前11時~午後7時に限るよう要請する。
道内では5日、新たに181人の感染が判明。2日には過去最多の326人が確認され、このうち札幌市は246人を占めた。道と札幌市、道医師会などは5日、市内の入院患者が過去最多となったことなどから、「札幌市医療非常事態宣言」を発令した。
鈴木直道知事は5日の感染症対策本部会議で「全道への急速な拡大を防いでいくことができるかの分水嶺(ぶんすいれい)で、重要な局面となっている」と危機感を示した。【米山淳、源馬のぞみ】
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