魚津市の魚津水族館は二十三日、ミニ図鑑と米粉サブレをセットにしたオリジナル土産品「田んぼのいきもの図鑑」の第三集を発売した。
トンボとヤゴ(トンボの幼虫)好きの学芸員、不破(ふわ)光大さん(41)が「面白い!トンボ・ヤゴのミニ図鑑富山編」と題し、水族館周辺にいるトンボ約二十種のうち十種を紹介している。
図鑑は縦横とも九センチで二十二ページ。「飛ぶ姿が最も美しい」と不破さんが言うミヤマアカネをはじめ、オニヤンマ、ハッチョウトンボ、シオカラトンボなどを写真に着色したイラストと文章で説明した。
通常の解説に加え、「幼虫から羽化する際に動き回って撮影が難しい」(ハグロトンボ)、「真っ赤なのに赤とんぼではない」(ショウジョウトンボ)といったミニ知識も書き加えた。不破さんは「水族館の周囲でトンボを探す参考にしてほしい」と話した。
図鑑は二〇一六年七月の第一集「田んぼのいきもの(九種)」、一八年九月の第二集「季節ごとにみられる田んぼのいきもの(十種)」がある。現在は第二、三集が販売されている。米粉サブレ八枚入りが九百円、十二枚入りが千二百円(いずれも税込み)。(松本芳孝)
関連キーワード
からの記事と詳細 ( トンボ探す参考に 魚津水族館 ミニ図鑑と米粉サブレ - 中日新聞 )
https://ift.tt/3aAzFng
No comments:
Post a Comment