【3月29日 Xinhua News】中国IT大手の騰訊控股(テンセント、Tencent)が24日に発表した2020年12月期決算は、売上高が28%増の4820億6400万元(1元=約17円)、純利益が71%増の1598億4700万元、非国際会計基準(Non-IFRS)の純利益が30%増の1227億4200万元だった。
通信アプリ「微信(ウィーチャット、WeChat)」上で提供するミニプログラム(小程序)の1日当たりアクティブユーザー数(DAU)が4億人を超え、年間取引額が前年に比べ2倍超に増えた。微信を通じて生鮮食品や野菜・果物などを購入したユーザーは年間3億人超。取引実績のあるミニプログラムの数は68%増と大きく伸びた。
微信のエコシステムが創出した雇用は、ミニプログラムや動画投稿アカウント「視頻号」を中心に3600万人に達した。全従業員に占める研究開発者の割合は16ポイント増の68%と、ハイテク企業の中でも上位を維持。新規研究開発プロジェクトは22%増の4千件に上った。
第5世代移動通信システム(5G)や人工知能(AI)などの「新型インフラ」や産業インターネットへの投資を拡大させる方針の下、騰訊雲(テンセントクラウド)のデータセンターが広東省(Guangdong)清遠市(Qingyuan)と江蘇省(Jiangsu)儀征市(Yizheng)でそれぞれ稼働を始めた。両センターともテンセントクラウドが独自開発した「星星海サーバー」を配置し、テンセントが独自開発した第4世代データセンター技術「T-Block」を全面的に取り入れたとしている。
同時に発表した第4四半期(10~12月)決算は、売上高が前年同期比26%増の1336億6900万元、純利益が2・8倍の593億200万元、非国際会計基準の純利益が30%増の332億700万元だった。(c)Xinhua News/AFPBB News
からの記事と詳細 ( テンセント、20年は増収増益 ミニプログラムの取引額が倍増 - AFPBB News )
https://ift.tt/3lYDCXv
No comments:
Post a Comment