連載「今週のいいもの」では、毎週ひとつのテーマを設けて、GQの視点で選んだ5点のアイテムを紹介する。3月1日から5日週のテーマは「ミニバッグ」。ラグジュアリーブランドが提案するミニバッグの新作をピックアップした。コンパクトなサイズ感のバッグは使いやすいだけでなく、さまざまなコーディネートに取り入れることができる。日々の着こなしをシャープにアップグレードしてくれるミニバッグにぜひTRYしてほしい! エルメスのミニバッグ 2019年の春に登場するなり、待ってました!の声がかかったのが「エルメス・ウルトラプラ」。キモはマチを廃したフラットなボディにある。しなやかなそれはまるで服の一部のように体にぴたりとフィット。すっきりとした見栄えながら、開口部を大きくとっているために物の出し入れにはストレスを感じない。ありそうでなかったミニバッグなのだ。 新作はファーストコレクションよりひと回り小さくなった、H24×W16×D1cm。メインコンパートメントに、ふたつのスリットポケットがつく。柔らかなシボを刻むレザーはブルーグレーに染めた。フレンチ・エレガンスの極みである。 ボッテガ・ヴェネタのミニバッグ やや幅の広いイントレチャートでボディを覆ったミニベルトバッグ。キモは長さが調整できるストラップにある。伸ばせばクロスボディバッグ、縮めればウエストバッグとして使える、という寸法だ。 ダブルファスナーのメインコンパートメントに、ボタン留めポケットがひとつつく。サイズはH13×W24×D4.5cm。 ジル サンダーのミニバッグ 三日月のようなボディ・シルエットに、やはり月を思わせるバナナカラー。ウエストに注目を集めるベルトをウエストマークと言ったりするが、こいつはまさにウエストマークな1本だ。ベルトループに通せばバックルとスタッズがアクセントになって、これもいい。ボディ前面にさりげなくオンされたエンボスロゴも◎。 ファスナー開閉式のコンパートメントがひとつ。サイズはH10×W32×D10cm。 プラダのミニバッグ 2000年代に登場したアーカイブにインスパイアされたショルダーバッグ。ストラップのDカンには小さなポーチが取りつけられており、ポーチをほかのバッグに取りつけたり、Dカンにチャームを取りつけたり……といった具合にその人それぞれの楽しみ方ができるところがミソだ。 艶やかなボディは90年代以降、アイコンのように使われてきたブラッシュドレザー。ファンならお馴染みのトライアングルロゴがレザーの魅力を引き立てている。ファスナー開閉式のコンパートメントにはパッチポケットがひとつつく。サイズはH14×W22×D2.5cm。 セリーヌのミニバッグ 全面にほどされたトリオンフモチーフはパリの凱旋門のチェーンにインスパイアされたもの。1972年に誕生したモノグラムキャンバスをエディ・スリマンが再解釈したそうだ。あえて陰影が出るようプリントしたトリオンフモチーフにラムスキンのベルトを掛け合わせるさじ加減も◎。 素材は、トラベルバッグとして使われていたコーティングキャンバス。しなやかで軽やかだが、耐久性にも富んでいる。 ストラップ付きのPhoneポーチは今シーズンの新作。カードスロットがふたつ、ついている。サイズはH17×W11×D2.5cm。
からの記事と詳細 ( エルメスからセリーヌまで! 旬なミニバッグ5選【今週のいいもの】(GQ JAPAN) - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/2ObedNN
No comments:
Post a Comment