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Tuesday, June 9, 2020

井浦新、デビュー作『ワンダフルライフ』から始まったミニシアターへの感謝とつながり:がんばれ!ミニシアター(シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース

 新型コロナウィルスの感染拡大に伴い発令された緊急事態宣言が解除され、現在全国の映画館は、少しずつ営業を再開しているが長期の休業が続いた経営規模の小さなミニシアターでは閉館せざるを得ない可能性もある危機が続いている。今だからこそ、ミニシアターの存在意義について、今の日本映画界を担う映画人たちに聞いてみた。  先日終了したミニシアター・エイド基金の活動を監督主導から俳優部が主導で引き継ぐ形で新たにキャンペーンのプラットフォーム「#mini theater park(ミニシアターパーク)」を斎藤工や渡辺真紀子らとともに立ち上げた井浦新は、子供時代を映画とともに過ごした。子供の頃の映画体験は、八王子の松竹系映画館でのアニメ映画シリーズ。井浦が生まれ育った西東京には、まだ多摩市のドライブインシアターがあり、映画『ネバーエンディング・ストーリー』(1984)を観た思い出は今も忘れられないそう。「当時の感覚的な記憶は、作品の内容よりもカーステレオから聞こえてくる音声と目の前のスクリーンでファルコンが飛んでいる姿。周りを見れば他の車が見えたり、妹と家族4人で話しながら映画を観た楽しい記憶を思い出す。空間そのものがエンターテインメントでした」と井浦は振り返る。

 10代になるとインディペンデント映画の面白さに出会い、役者になる前からシネマライズに作品を観に行っていたという井浦。「音楽も映画もアートも、インディペンデントの持つ個性、そしてその力強さにすごく惹かれました。あの頃、携帯もなかった時代だからこそ、自分の足で探して、映画を観にいくことが楽しくて。それは、今も続いている習慣です」

 「当時は映画館がたくさんあって、手書きの映画看板が乱立していました。もちろん大手配給の映画もたくさん観ていましたが、そこでは出会えない、自分で撮りたくて仕方がなかったであろう監督の情熱とか、熱量の強い作品と出会える場所がミニシアターでした。自分の知らない世界と出会わせてくれた場所です。家を出てからミニシアターで時間を過ごして、観終わって、映画館を後にする。その瞬間から帰り道の景色はすごく違って見えた。すぐに答えは見つけらなくても、心を動かすきっかけをもらえるので、次の日の背中を押す力になったりしている。井浦自身、忘れられない夜があった。1994年、新宿のシネマアルゴ新宿にあがた森魚監督の『オートバイ少女』(1994)を大学の仲間たちと一緒に観に行った時のことだ。

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June 10, 2020 at 12:09PM
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