県は去年まん延したモモせん孔細菌病が再び流行する恐れがあるとし防除を呼び掛けている。病斑が見つかった畑は笛吹や南アルプス市など広範囲に及んでいて県は「まん延防止へ極めて重要な時期だ」としている。
せん孔細菌病は２００分の１ミリほどの細菌が引き起こす感染症で、モモの実に穴をあける。まん延すると鎮静化まで数年要することが多く県が今シーズンの状況を調査した結果去年、雹が降った笛吹市や台風１９号で被害を受けた南アルプスを中心に広い範囲で芽が枯れたり枝が黒ずんだりする症状が確認された。
感染した枝が残っていると強風や雨が菌を媒介してほかの畑に感染を広げる恐れがあり県は「疑いのある枝は遅くとも大型連休中にはすべて取り除くよう」呼びかけている。
また県は葉や実に傷がつくと急激に感染が広がるとし追加の防除を行うよう呼びかけている。
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April 27, 2020 at 05:38PM
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せん孔細菌病「まん延防止へ重要な時期」｜NNNニュース - 日テレNEWS24
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